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2007年10月14日

インフルエンザQ&A(2007年度版)

Q:インフルエンザって,どんな病気?
A:インフルエンザは乳幼児から高齢者まで,幅広い年齢層の人が罹患するウイルス感染症です.軽症の場合は普通の『風邪』と区別がつかないこともありますが,一般には40度近い高熱咽頭痛・鼻水などの呼吸器症状,筋肉痛・関節痛・頭痛・食欲低下・嘔気・嘔吐・下痢・全身倦怠感など実に様々な症状が出ます.インフルエンザウイルスの病原性は一般の風邪ウイルスよりはるかに高いため,幼児や高齢者では重症化して症状が遷延することがあります.とくに高齢者で肺炎などの合併症を併発すると死に至ることもあるため,注意が必要です.

Q:インフルエンザに効く薬は?
A:以前は一般の風邪と同じで鎮咳・解熱剤などの症状を抑える薬しかありませんでしたが,近年になってインフルエンザに効果のある抗ウイルス薬(タミフルなど)が使用されるようになりました.この薬はインフルエンザの症状を軽減しますが,昨シーズン問題になった不穏行動(飛び降りなど)のため今後は処方が制限されると考えられます.

Q:ワクチンを接種できる人はどんな人?
A:ワクチンは全ての年齢層の方に接種可能ですが,妊娠中の方には接種できません.(授乳中の方は接種可能です
また,接種当日に明らかに発熱している人(37.5℃以上)の方も接種できません(体温は接種を行う医療機関で測定します).
乳幼児の場合の年齢制限はありませんが,通常,生後6ヶ月未満のお子さんには接種しません

Q:先日,ポリオの予防接種を受けたけど大丈夫?
A:一般に,あらかじめ混合されていない2種類(以上)のワクチンを接種する場合には,先に接種したワクチンが@不活化ワクチン・トキソイド接種の場合と,A生ワクチンの場合とで次の接種までの間隔が異なります.
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ポリオの場合は生ワクチンですから,ポリオ⇒インフルエンザの間は約1ヶ月開ければ大丈夫です

Q:ワクチンが原因でインフルエンザになることがある?
A:インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンですので,接種によりインフルエンザが発症することはありません.

Q:予防接種ってどのくらい効果がある?
A:健康成人におけるインフルエンザワクチンの発病防止有効率は70-90%と言われています.(100人のワクチン非接種発病者がもし予防接種を受けていたら,そのうち70-90人は発病しなかったであろう,という意味です)
インフルエンザは予防が一番.日頃からの手洗い・うがいなどの予防策に加えて,早めにワクチン接種を受けるようにしましょう.

Q:インフルエンザの予防接種っていつ頃うつのがいいの?
A:インフルエンザワクチンは接種後約2週間ぐらいから効果が出はじめ,4-6週後に効果のピークがあり,抗体は約5ヶ月持続します.ピーク後は1ヶ月に約10%ずつ抗体が減少していくと言われています.
一方,インフルエンザの流行シーズンは12月下旬から3月(ピークは1月中旬から2月初旬)ですので,接種時期は大人の場合11月下旬から12月上旬がよいとされています.しかし実際には12月上旬からインフルエンザが徐々に流行しはじめますので,これより早めに接種を受ける方が安全です.
小児の場合は大人と比べて免疫がつきにくい(抗体ができにくい)ため2回接種が必要ですが,2回目の接種から3-5週間で免疫のピークを迎えますから,1回目の接種は遅くとも10月下旬から11月上旬が望ましいと言えます.

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