H24,9,15をもって当ブログを下記に移転しましたので,
今後は下記にアクセスして下さるようお願いいたします.
当分このブログも残しておきますがこちらは更新しませんので,
併せて新しいサイトもブックマーク宜しくお願いいたします.
●七草ファミリークリニックからのお知らせ
http://7793.biz/info/

2010年09月17日

インフルエンザ流行のきざし

つい1-2ヶ月前,昨年度流行した『新型インフルエンザ』に関する終息宣言が出されましたが,今月中旬になって浜松市北部の小学校で新型インフルエンザが流行して3クラスも学級閉鎖となりました.
で,本日.当院に39度に発熱した14歳の中学生が来院.
発熱や頭痛,全身倦怠感といった症状ぐらいしか訴えがなく,なんとなく昨年のインフルエンザに症状が似ていたので迅速検査を行ったところ,A型(+)でした.
この患者さんのクラスでは前日に3人ほど発熱で早退しているとのこと.おそらくその子たちもインフルエンザなんだろうなぁ・・と考えると,今シーズンもすでに浜松市中心部で新型インフルエンザ(今さら新型,というのもどうかと思いますが)の流行が始まっていることになります.
みなさん,人混みに出かける際には十分ご注意下さいね.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 23:04| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月22日

H22年のインフルエンザ予防接種について

平成22年度のインフルエンザワクチン・製造株が決まりましたのでお知らせします.
【A型株】
A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm
A/ビクトリア/210/2009(H3N2)
【B型株】
B/ブリスベン/60/2008

『H1N1株』というのは昨年夏〜冬にかけて流行した,いわゆる新型インフルエンザ(もうすでに『新型』ではなくなっていますが)のウイルス株ですが,今年以降も毎年流行する可能性があると考えられており,季節性インフルエンザワクチンに組み込まれることになったようです.

なお当院では今年度も10月中旬よりインフルエンザ予防接種を開始する予定ですが,ワクチンの入荷時期・価格が未定ですので現時点では予約開始時期・接種費用についても未定です.
予防接種に関する詳細が決定しましたら院内およびホームページ上でお知らせしますので,今しばらくお待ち下さい.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 12:28| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月12日

アニサキス

先日,50代の女性が胃痛を訴えて来院されました.
聞けば,昨夜お寿司を食べて2−3時間経ってから痛みが出現したとのこと.
鯖(さば),鯵(あじ),イカなど,あやしい?ネタもたくさん食べられたご様子.
『それは・・ムシかもしれませんね?』と説明して胃カメラを入れたところ・・
anisakis.jpg
胃の出口付近に太さ1mm,長さ約2cmの白いヒモみたいな寄生虫が見つかり(上図),
早速,生検鉗子で胃粘膜ごと摘出しました(下図).

この寄生虫はアニサキスというムシなんですが,加熱や冷凍で簡単に死んでしまうので,このムシがいたということは新鮮なお刺身を食べたということで・・(笑
静岡県では焼津や舞阪などの漁港の近くでは非常に多いみたいです.
新鮮なお刺身やお寿司を食べたあと2−3時間で腹痛が出現したら,アニサキスかもしれませんよ!?
突然の胃痛を自覚した場合の胃カメラはこちらへ・・
 ↓
●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 23:48| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

当院における新型インフルエンザへの対応について

5月6日付けで厚生労働省から【院内感染予防のため新型インフルエンザの感染が疑われる場合は,直接医療機関を受診せず,まず発熱相談センター(保健所内)に連絡を取るように勧めるべし】という通達が出されました.

厚生労働省の通達はこちら

当院は【発熱外来】を置かない一般診療所ですので,海外から帰国後10日以内に発熱・咳・下痢・嘔吐などの症状が出た場合は,当院を受診される前にまず発熱相談センターに連絡をお取りください.
 【発熱相談センター(浜松市保健所内)】
   電話: 053-453-6118 (24時間対応)

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 20:47| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

大腸がんの予防について

colorectal20tumor.jpg
大腸検査(大腸カメラ)の際にポリープが見つかり切除した・・という方は比較的多いのではないでしょうか?
当院では大腸内視鏡検査を施行した方のうち約5割にポリープを認め,ほとんどの方はその場で内視鏡的に切除しておりますが,検査(内視鏡手術)が終わると決まって『ポリープ(や癌)はなぜできるのですか?』とか『ポリープを予防するにはどうしたらいいでしょう?』といった質問を受けます.
そこで,これまでに分かっている大腸腫瘍の危険因子や予防法についてお話ししたいと思います.

【大腸腫瘍の発生原因】
大腸腫瘍の発生には良性・悪性を問わず,食生活を含む生活習慣が深く関わっていることが明らかとなっており,ライフスタイルの欧米化が大きく関連していると考えられています.さらに肥満(内臓脂肪),運動不足,耐糖能異常(糖尿病)がその要因とも考えられています.

【大腸腫瘍発生の危険因子】
・肉類(牛や豚などの赤身肉,加工した肉食品)
動物性タンパクの加熱により生成される発がん物質や高温調理により産生されるヘテロサイクリックアミンの発がん作用が関係しています
・アルコール
エタノールの代謝産物であるアセトアルデヒドによる細胞障害や間接的なビタミンB,E,葉酸などの不足が関与します
・肥満
・動物性脂肪
・飽和脂肪

【大腸腫瘍発生の予防因子】
・運動
・くだもの
・野菜
・食物線維

【大腸腫瘍の予防と早期発見・早期治療】
@大腸腫瘍の発生を予防するにはまず食事全体としてのカロリー摂取を適正化すること,運動によりカロリーを消費し肥満を改善することが挙げられます.
Aついで定期的な検診(便潜血検査や大腸内視鏡検査)などにより大腸腫瘍を早期発見し早期治療することが望まれます.大腸ポリープは多発しやすく,またポリープは1年に数mmずつ大きくなり,1cmを超えるあたりから悪性化(発がん)するものも出てきますので,とくに以前に大腸ポリープの治療を受けたことがある方は1年に1回は大腸カメラを受けるようにしましょう.

浜松市内,浜松近郊で大腸検査を希望される方はぜひ当院にご相談ください.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 20:19| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

インフルエンザ

今年の1月中旬から徐々にインフルエンザが流行してきています.
昨年暮れから1月末までに当院で診断したインフルエンザはすべてA型でしたが,つい先日,今シーズン初めてB型のインフルエンザ患者さんが来院されました.
例年,A型に遅れてB型インフルエンザが流行してきますが,今年もそろそろB型が流行しそうな気配です.1シーズンにA型とB型の2回インフルエンザにかかる方もいますので注意が必要です.
ノドの痛み,咳,痰などの症状があって38℃以上の熱が出たら,すぐにインフルエンザの検査を受けるようにしましょう.
当院ではインフルエンザかどうかの検査がその場で受けられ(検査の所要時間は5分程度),インフルエンザの診断がついた場合,タミフルやリレンザ(吸入タイプ),麻黄湯などの抗インフルエンザ薬をご希望に応じて*処方しています.

*10代の方にはタミフルを処方できませんのでご了承ください.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 23:44| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

インフルエンザQ&A(2007年度版)

Q:インフルエンザって,どんな病気?
A:インフルエンザは乳幼児から高齢者まで,幅広い年齢層の人が罹患するウイルス感染症です.軽症の場合は普通の『風邪』と区別がつかないこともありますが,一般には40度近い高熱咽頭痛・鼻水などの呼吸器症状,筋肉痛・関節痛・頭痛・食欲低下・嘔気・嘔吐・下痢・全身倦怠感など実に様々な症状が出ます.インフルエンザウイルスの病原性は一般の風邪ウイルスよりはるかに高いため,幼児や高齢者では重症化して症状が遷延することがあります.とくに高齢者で肺炎などの合併症を併発すると死に至ることもあるため,注意が必要です.

Q:インフルエンザに効く薬は?
A:以前は一般の風邪と同じで鎮咳・解熱剤などの症状を抑える薬しかありませんでしたが,近年になってインフルエンザに効果のある抗ウイルス薬(タミフルなど)が使用されるようになりました.この薬はインフルエンザの症状を軽減しますが,昨シーズン問題になった不穏行動(飛び降りなど)のため今後は処方が制限されると考えられます.

Q:ワクチンを接種できる人はどんな人?
A:ワクチンは全ての年齢層の方に接種可能ですが,妊娠中の方には接種できません.(授乳中の方は接種可能です
また,接種当日に明らかに発熱している人(37.5℃以上)の方も接種できません(体温は接種を行う医療機関で測定します).
乳幼児の場合の年齢制限はありませんが,通常,生後6ヶ月未満のお子さんには接種しません

Q:先日,ポリオの予防接種を受けたけど大丈夫?
A:一般に,あらかじめ混合されていない2種類(以上)のワクチンを接種する場合には,先に接種したワクチンが@不活化ワクチン・トキソイド接種の場合と,A生ワクチンの場合とで次の接種までの間隔が異なります.
GW-20061004-164718.jpg
ポリオの場合は生ワクチンですから,ポリオ⇒インフルエンザの間は約1ヶ月開ければ大丈夫です

Q:ワクチンが原因でインフルエンザになることがある?
A:インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンですので,接種によりインフルエンザが発症することはありません.

Q:予防接種ってどのくらい効果がある?
A:健康成人におけるインフルエンザワクチンの発病防止有効率は70-90%と言われています.(100人のワクチン非接種発病者がもし予防接種を受けていたら,そのうち70-90人は発病しなかったであろう,という意味です)
インフルエンザは予防が一番.日頃からの手洗い・うがいなどの予防策に加えて,早めにワクチン接種を受けるようにしましょう.

Q:インフルエンザの予防接種っていつ頃うつのがいいの?
A:インフルエンザワクチンは接種後約2週間ぐらいから効果が出はじめ,4-6週後に効果のピークがあり,抗体は約5ヶ月持続します.ピーク後は1ヶ月に約10%ずつ抗体が減少していくと言われています.
一方,インフルエンザの流行シーズンは12月下旬から3月(ピークは1月中旬から2月初旬)ですので,接種時期は大人の場合11月下旬から12月上旬がよいとされています.しかし実際には12月上旬からインフルエンザが徐々に流行しはじめますので,これより早めに接種を受ける方が安全です.
小児の場合は大人と比べて免疫がつきにくい(抗体ができにくい)ため2回接種が必要ですが,2回目の接種から3-5週間で免疫のピークを迎えますから,1回目の接種は遅くとも10月下旬から11月上旬が望ましいと言えます.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 23:52| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

食道カンジダ症

『最近,胸やけが・・』と来院された32歳女性.
一般に,胸やけというと逆流性食道炎の症状であることが多いので,内視鏡検査の適応となるわけですが.
検査をしてみると↓のような所見でした.
食道カンジダ.jpg

この白いボツボツ,普通はありません.
これは食道粘膜にカンジダというカビの一種が住み着いてしまっている状態なのです.足の指の間とか,股部のような皮膚にカビが着くことはよくありますが(水虫や股部白癬など),内臓にカビが着いた場合は『深在性真菌症』と呼ばれ,免疫の低下や悪性腫瘍に合併するものが多いので注意が必要です.
『たかが胸やけ,されど胸やけ』
胸やけを自覚されることが多い方は一度胃カメラを飲まれることをお勧めします.

苦しくない胃カメラはこちらへ.
 ↓
●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 03:22| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

アメーバ赤痢

最近,便が細くなって・・と検査を希望して来院された57歳男性.
多少の腹痛もあって『大腸がんでは?』と心配なご様子.
早速大腸内視鏡検査を施行してみると・・
アメーバ赤痢.jpg
盲腸付近になにやら炎症を認め,組織検査で【アメーバ赤痢】と診断がつきました.
内服薬を処方したところ,すぐに腹部症状が軽快.
約1ヵ月後に再度内視鏡をしてみると
アメーバ赤痢2.jpg
ご覧のように炎症はすっかり治まっていました.

腸管アメーバ症は日本ではそれほど多い病気ではありませんが,海外渡航された方が腹部の異常を自覚された場合は一応この疾患を疑って検査をした方がよいかもしれません.
posted by 院長 at 14:22| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

経鼻内視鏡の解像度

経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)は従来の太い胃カメラと比べて解像度が落ちる.
と思っている人はいませんか?

現在,経鼻内視鏡のシェアはFTSに大きく傾いているのが現状ですが,FTSの経鼻内視鏡には上位機種のSシリーズ下位機種のQシリーズがあることをご存知の患者さんはほとんどいないでしょう.
個人的にこの両方を使用してみた経験がありますが,正直,Qシリーズの経鼻内視鏡は『一応,内視鏡検査もやっています』という程度にすぎません.一方,上位機種であるSシリーズなら従来の経口用のカメラと遜色ない画質が得られます.
【Sシリーズの特徴】
 @フルデジタルである(観察・撮影から記録まで画質が劣化しない)
 A経鼻胃カメラの画像は1024x768(大腸内視鏡は1280x960)の解像度で記録される
【Qシリーズの特徴】
 @DA(デジタル⇒アナログ)変換されてからモニタに表示される(画質が劣化する)
 A画像を記録する際にはさらにAD変換される(再変換)
 B経鼻胃カメラは(大腸カメラも)640x480の解像度しかない
 Cアナログ変換時にはインターレース方式となるので実際には縦方向はさらに半分の解像度しかない(欠落する部分はプログラムで補完される)

SシリーズとQシリーズでは理論上胃カメラで約5倍,大腸カメラに至っては約8倍の解像度の差があることになります.特徴?を知れば知るほど『Qシリーズなんて使い物にならないのでは?』と思いますが,上位機種と下位機種の間には大きな価格差があるため,多くのクリニックは下位機種を導入しているのが現状です.そうは言ってもレッキとしたメーカーが販売してるのだから実際には下位機種でも十分使い物になるのでは?と思われる方が多いでしょう.
そんな方のために実際に臨床の場で撮影した両者の画像をアップします.
SandQ.jpg
上が下位機種,下が上位機種で撮影した胃の写真ですが,解像度の違いがここまで大きいとは驚きです.

貴方がもし検査を受けるとして,せっかく検査を受けるのだからどうせなら見落としのない検査を受けたいと思いませんか?
七草ファミリークリニックではFTSの上位機種であるSシリーズを使用しています.
経鼻胃カメラ・大腸検査は七草ファミリークリニックにお任せ下さい.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 00:46| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

【がん】について

厚生労働省が発表した人口動態統計では,平成17年の死因は
 1位 悪性新生物(がん),32万6千人
 2位 心疾患(心筋梗塞など),17万3千人
 3位 脳血管疾患(脳出血,脳梗塞など),13万3千人
であり,1位の『がん』が2位以下を大きく引き離していることが分かります.この傾向は今後年々強くなっていくと予想されますので,今後は『がん』の早期発見・早期治療がこれまで以上に重要になってきます.

現在,日本では男性は肺がん・胃がん・大腸がんが,女性では乳がん・胃がん・大腸がん・肺がんが上位を占めています.厚生労働省の予想では2015年には

2015.jpg

【男性】
1.大腸がん(結腸がん+直腸がん)
2.肺がん
3.胃がん
【女性】
1.大腸がん
2.乳がん
3.胃がん
になるとされています.
つまり,これまで日本は世界に例をみないほど胃がんの罹患率が高い国でしたが,これからは胃がんは緩やかに減っていき,そのかわり大腸がんが急激に増えてくると予想されているのです.

それでは大腸がん早期発見・早期治療するにはどうしたらよいのでしょう?
今のところ健診では『便潜血反応』が行われています.
たしかに便潜血反応は
 @ほとんど苦痛を伴わない
 A検査が簡便・安価である
という特徴がありますが,その反面
 B進行がんで2−3割,早期がんでは5割の見落としがある
 C便潜血反応が陽性になっても大腸に病気があるとは限らない
  (鼻出血や歯ぐきからの出血,胃・十二指腸潰瘍などでも陽性になる)
などの欠点もあります.さらに
 D1cm以下の大腸ポリープはほとんどが出血しないため便潜血反応陰性となる
ため,ポリープ(=前がん病変)の段階で発見・治療することは難しくなります.

厚生労働省の統計によれば現在は
2人に1人はがんにかかり,4人に1人はがんで死ぬ時代です.
日本人に多い胃がん・大腸がんを早期発見・早期治療するために,胃・大腸の定期的な検診を心がけましょう.

七草ファミリークリニックは消化器専門のクリニックとして経鼻胃カメラ・日帰り大腸検査にとくに力を入れており,胃がん・大腸がんの診断・治療に少しでも貢献できればと考えております.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 22:52| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

感染性胃腸炎

今年は10月中旬ぐらいから浜松市内で大人も子供も嘔吐下痢症が流行しています.11月末ぐらいで多少下火になったかな?と思いましたが,12月に入っても流行が衰える気配がありません.十分にご注意ください.

感染性腸炎と原因ウィルスについてのページはこちら.
posted by 院長 at 12:56| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

インフルエンザQ&A(改訂版)

以前,本ブログでご紹介したQ&Aを一部改定・追記しましたので再度upいたします.
続きを読む
posted by 院長 at 16:52| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

薬と飲み物の相互作用

一般に薬は水や白湯で内服するのがよい,と言われています.これは水以外の飲み物で内服すると,場合によっては飲み物と薬との相互作用で副作用が強く出たり,薬の効き目が左右されたりするからです.
それではどのような飲み物が問題になるのでしょう?ここではその一例を取り上げてみました.
続きを読む
posted by 院長 at 18:32| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

高脂血症の治療目標

血液中のコレステロールが高い,というだけではほとんど自覚症状はありません.しかし高脂血症を放置すると動脈硬化症が進行し,心筋梗塞脳卒中などの様々な病気を引き起こしますので注意が必要です.

【高脂血症の治療】
1.まず自分の危険因子をチェック
2.危険因子の数に応じたコレステロールの治療目標値まで下げる.
GW-20060929-173236.jpg
(参考資料:日本動脈硬化学会 動脈硬化性疾患治療ガイドライン2002)

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 19:58| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

高血圧の治療目標

日本では4人に1人が高血圧の患者さんと言われており,その数は約3500万人と推定されています.高血圧はたいへん危険な病気で,普段なにも症状がなくても放置すると心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因になります.

【高血圧の治療】
1.ガイドラインの目標血圧までしっかり下げる.
 ・中年まで---130/85mmHg未満
 ・高齢(65歳以上)の方---140/90mmHg未満
 ・糖尿病や腎機能の悪い方---130/80mmHg未満
2.自分の血圧をよく知る
 ・家庭での血圧,とくに朝食前の血圧(早朝血圧)が重要です.
  早朝血圧が135/85mmHg以上の場合は『高血圧』です!
3.6つの生活習慣
 ・食塩は1日6g未満を目標に
 ・野菜や果物を積極的に摂り,コレステロールや脂肪分は控える
 ・BMI(体重(kg)÷〔身長(m)〕÷〔身長(m)〕で25を超えない
 ・禁煙
 ・アルコール摂取はほどほどに(日本酒換算で1日1合以下)
 ・心血管病のある場合は毎日30分以上の有酸素運動を定期的に(散歩,早歩きなど)
 (参考資料:日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2004)

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 17:26| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月27日

ビタミン&ミネラル!

ビタミン,ミネラルは身体の機能を維持するために必要な潤滑剤のようなもの.体内で作ることができないため,食事などで補給する必要があります.
脂溶性ビタミン
ビタミンA:目の機能を維持,皮膚を健康に保つ,免疫に関与
ビタミンD:骨の形成を助ける,カルシウムの吸収を促進
ビタミンE:血行をよくする,性ホルモンに関与,抗酸化作用
水溶性ビタミン
ビタミンB1:糖をエネルギーにかえる,脳や神経の機能維持
ビタミンB2:脂質をエネルギーにかえる,皮膚を健康に保つ
ビタミンB6:タンパク質の代謝に関与,血液合成に関与
ビタミンB12:神経の機能維持,血液合成に関与
葉酸:タンパク質の代謝に関与,血液合成に関与
ナイアシン,パントテン酸,ビオシン:皮膚を健康に保つ
ビタミンC:皮膚を健康に保つ,免疫に関与,抗酸化作用
ミネラル
鉄:血液の材料となる(酸素を運搬する),皮膚を健康に保つ
カルシウム:骨や歯の材料となる,筋肉の機能維持,神経興奮の調整
亜鉛:タンパク質の合成,抗酸化作用
銅:抗酸化作用,血液合成に必要
マグネシウム:エネルギー代謝系に関与,筋肉の機能維持
クロム:インシュリンの働き(血糖調節)に関与
セレン:抗酸化作用
続きを読む
posted by 院長 at 18:43| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

インフルエンザQ&A

Q:インフルエンザって,どんな病気?
A:インフルエンザは乳幼児から高齢者まで,幅広い年齢層の人が罹患するウイルス感染症です.軽症の場合は普通の『風邪』と区別がつかないこともありますが,一般には40度近い高熱と咽頭痛・鼻水などの呼吸器症状,筋肉痛・関節痛・頭痛・食欲低下・嘔気・嘔吐・下痢・全身倦怠感など実に様々な症状が出ます.インフルエンザウイルスの病原性は一般の風邪ウイルスよりはるかに高いため,幼児や高齢者では重症化して症状が遷延することがあります.とくに高齢者で肺炎などの合併症を併発すると死に至ることもあるため,注意が必要です.

Q:インフルエンザに効く薬は?
A:以前は一般の風邪と同じで鎮咳・解熱剤などの症状を抑える薬しかありませんでしたが,近年になってインフルエンザに効果のある抗ウイルス薬が使用されるようになりました.この薬はインフルエンザと診断された人に投与されますので,疑わしい場合は早めに受診するようにしましょう.

Q:ワクチンを接種できる人はどんな人?
A:ワクチンは全ての年齢層の方に接種可能ですが,妊娠中の方には接種できません.(授乳中の方は接種可能です)
乳幼児の場合の年齢制限はありません.

Q:ワクチンが原因でインフルエンザになることがある?
A:インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンですので,接種によりインフルエンザが発症することはありません.

Q:予防接種ってどのくらい効果がある?
A:健康成人におけるインフルエンザワクチンの発病防止有効率は70-90%と言われています.(100人のワクチン非接種発病者がもし予防接種を受けていたら,そのうち70-90人は発病しなかったであろう,という意味です)
インフルエンザは予防が一番.日頃からの手洗い・うがいなどの予防策に加えて,早めにワクチン接種を受けるようにしましょう.

Q:インフルエンザの予防接種っていつ頃うつのがいいの?
A:インフルエンザワクチンは接種後約2週間ぐらいから効果が出はじめ,4-6週後に効果のピークがあり,抗体は約5ヶ月持続します.ピーク後は1ヶ月に約10%ずつ抗体が減少していくと言われています.
一方,インフルエンザの流行シーズンは12月下旬から3月(ピークは1月中旬から2月初旬)ですので,接種時期は大人の場合11月下旬から12月上旬がよいとされています.しかし実際には12月上旬からインフルエンザが徐々に流行しはじめますので,これより早めに接種を受ける方が安全です.
小児の場合は大人と比べて免疫がつきにくい(抗体ができにくい)ため2回接種が必要ですが,2回目の接種から3-5週間で免疫のピークを迎えますから,1回目の接種は遅くとも10月下旬から11月上旬が望ましいと言えます.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 00:48| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月26日

『胸やけ』にご注意!

胸やけ』・・よくあることだから心配ない.
そう思っていませんか?
もし食後にたびたび起こるようなら『逆流性食道炎』かも知れません.

『逆流性食道炎』は胃酸が食道に逆流するために炎症が起こる状態で,
 @脂肪分の多い食事を摂る人
 A背中が曲がっている人
 Bご高齢の方
 C妊婦さん
 D肥満の人
などに起こりやすい傾向があります.いずれの方にもお腹が圧迫されることが共通の原因として挙げられます.

GERD.jpg
胸やけを訴えてクリニックに来院された方の胃カメラの写真です.
80代女性で,写真左にあるように噴門(胃の入り口)が緩んでしまっているため容易に胃酸が逆流し,写真右のように食道下部に線状潰瘍ができてしまっています.
このようなひどい逆流性食道炎であっても通常は胃酸分泌を抑える薬(薬物療法)が治療の中心となります.
また,逆流はあってもそれほど炎症が強くない,あるいは炎症が起こる前段階では咳・のどの違和感・のどがイガイガする・のどにモノがつかえる感じがする,などの症状が出ることがあります.このような場合は内視鏡検査をしてもほとんど異常は見られないので,以前であれば『気のせいでしょう』と軽く片付けられていたことがほとんどでしたが,今では『胃食道逆流症』として薬物治療の適応もあります.

たかが胸やけ,されど胸やけ.胸やけが気になる方は一度専門医を受診されることをお勧めします.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 20:11| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

萎縮(いしゅく)性胃炎

ピロリ菌に感染すると慢性胃炎になりますが,長期間慢性胃炎が持続すると胃粘膜が萎縮し,『萎縮性胃炎』と呼ばれる状態になります.日本では萎縮性胃炎は高齢者に多く見られるため,以前は老化現象と考えられてきましたが,現在ではピロリ菌感染が原因であることが明らかになっています.
また,萎縮性胃炎を背景にして胃がんが発生することも分かっています.その頻度は約0.4%(およそ200人に一人)と報告されていますが,もっと高頻度である(2-3%)という意見もあるようです.逆にピロリ菌に感染していない人に胃がんが発生することは極めて稀であることも分かっています.
日本人は世界的に見ても胃がんの多い国民ですが,その理由のひとつとして50歳以降のピロリ菌感染率が80%以上と発展途上国並みに高いことが挙げられます.

胃がんの前がん段階と言われる『萎縮性胃炎』,さらにその原因となるピロリ菌感染の有無を診断することで胃がんの予防・早期発見につながります.

※とくに症状のない方の胃カメラや,胃・十二指腸潰瘍のない方のピロリ菌診断は健康診断扱い(自費)となります.詳しくは受診時にお問い合わせください.

●七草ファミリークリニック
http://www7a.biglobe.ne.jp/~clinic7793/
posted by 院長 at 19:53| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。